第2号(2013年12月23日発刊)
だ い こ ん 新 聞
むさしの練馬スクエアダンスクラブ “ラディッシュフィールド”
「創立15周年記念パーティーの開催について」
「だいこん新聞」編集長 中島 昭寿
会報誌「だいこん新聞」第2号です。1年ぶりの発刊です。
第1号発刊の際、あいさつ文の中で「せっかく船出した『だいこん新聞』が尻すぼみになってしまわないように、会員のみなさんからどしどしご意見やアイディア、さらには記事や写真画像などが寄せられ魅力的なものに育っていくことを夢見ています。」と書きました。
続けていくことのむずかしさを改めて感じています。
さて、先日例会で「2014年11月30日にラディッシュフィールド創立15周年記念パーティーを開催します。15周年を機に、今後は毎年創立記念パーティー(アニバーサリーパーティー)を行いたいと思います。」と申し上げました。
1999年の夏、ほぼ全員がスクエアダンス未経験者で旗揚げした当時、「毎年は負担になるのでアニバーサリーパーティーは5年に1回にしましょう。
というお約束をしたこともあり、むさしの練馬スクエアダンスクラブ15周年記念パーティーは、6周年10周年に次いで3度目のアニバーサリーパーティーということになります。クラブにとって、久々のクリスマスパーティーや卒業パーティー以外の対外行事です。
みなさんの中には「負担が大きく、たいへんだ」「自分のクラブのパーティーなのに仕事に追われて全然踊れず、なんのために行うのかわからない」「はじめから赤字になる可能性が高い、規模の大きなパーティーを開催すべきではない」という考えをお持ちの方がいらっしゃいます。実際、役員会ではこうした意見が出て議論をしました。
そこで、10人程度の実行委員会を立ち上げて、どんなパーティーにするのか、準備をどう進めるのかを話し合い、みなさんにお伝えしていくことになりました。
その前に、少し長くなりますが、一般的なものに私個人の私見を交え、こうしたさまざまな声にお答えしようと思います。
「何故、アニバーサリーパーティーを開催するのか」
その目的は文字通り「創立記念のお祝い」です。そうしなければならいわけではありませんが、会員同士身内で“こじんまり”とお祝いするだけでなく、お世話になっている関係者、例えば近隣クラブや友好クラブの方達などをお招きして(とはいえ、一部の来賓を除けば参加費を払ってもらって来ていただくのですが)スクエアダンスパーティーを開催するのが一般的だと思います。スクエアダンスは、特に日本では、組織や仲間のクラブ、指導者、そして多くのスクエアダンサーに支えられています。
「日頃お世話になっている方々に感謝の気持ちを込めて創立記念パーティーを催す」というのが、けっして形式的な意味ではないことがご理解いただけるのではないかと思います。
ただ、毎年行うのであれば、会員が準備や当日、仕事に忙殺されることのない程度の規模で開催する必要はあると思います。自分のクラブのパーティーです、今流行りの、お客様への「お・も・て・な・し」の気持ちを忘れないようにしつつ、自分たちも楽しめるパーティーにしましょう。
予算のことについて。
ある程度の規模のパーティーを開催しようとすると、それなりの会場を確保する必要があります。ほかのクラブも会場探しには苦労しているようです。1年以上前に押さえることができ、ある程度の広さのある会場となるとごく限られます。15周年記念パーティーの会場として予約したルミエール府中は、使用料金が少し高めですが、こうした条件を満たす数少ない会場です。もちろん、赤字にならないことが望ましいとは思います。できるだけ無駄を省いて、あまり持ち出しが多くならないように心掛けながら準備を進めていきましょう。
「何故、15周年を機に毎年開催することにしたのか」
これまでの5年に1度というスパンでの開催では、毎回「一から始める」ことになり、会員にとってその都度大きな負担となります。5年前の経験や記録は、風化したり事情が変わっていたりしてあまり役には立ちません。5年に1度だと、いわゆるノウハウの蓄積ができません。それならば、背伸びせず、ラディッシュフィールドがそのとき持っている力で毎年少しずつノウハウを積み重ね、行ったほうがいいということです。
みんなの力を合わせて、自分たちができる最上のパーティーを開きましょう。
長くなりました。ご一読いただきありがとうございました。
「ビギナー感想文」
「スクエアダンスに出会えた喜び」
「○○さーん」声を掛けお見受けする彼女はお若くハツラツとしていらっしゃる。お召しになっているお洋服はお姫様見たい、素的!!
所は関町区民館多目的ホール平成二四年九月敬老祭の日でございます。
初めて私はスクエアダンスを見せて頂きました。普通街中では見ることのない様な裾のいっぱい広がったお洋服を着て音楽に合わせて踊るダンス、それだけだって入会の価値有りそう。「素的ねー私もお仲間に入れるかしら」
その後何回かの御丁寧なお誘いのお手紙を頂き見学会に参加いたしました。先ず一番おどろいた事は徹底して皆様が親切なことと笑顔でいらっしゃること、やさしく気軽に声を掛けて下さること、こんな素晴らしい方々の集まりはすごい。
そしてダンスは始まりました。やさしいまなざしで「さぁ踊りましょう」手を差し伸べパートナーを組んで下さる方々に心よりありがとうございますと申し上げたい。
ダンスは中々覚えられなくて皆様にご迷惑お掛けしている今なのですが、それでも私は頑張りたい。「土曜日の夕方はスクエアダンスに行くのだから」を目標にこれからも健康に気を付けて日々暮したら七年後はおろか十年二十年後も踊り続けられると確信しております。
皆様今後共宜しく御指導賜りたく御願い申し上げます。
(2013年卒業・15期生)A.Tさん
「スクエアダンスを始めて」
早いもので、スクエアダンスを始めて七ヶ月余りがたちました。いただいたテキストを見る度に「ずい分といろいろなステップを覚えたものだ」とひとり悦に入っている今日この頃です。
私が「スクエアダンス」という言葉を最初に目にしたのは練間区報で、これまでに何度か小さな見学のお知らせを切り抜いておりました。どのようなものか全く知らずにおりましたのになぜか気になる「スクエアダンス」でした。
母の介護が終わった今年二月、たまたま区報でそのお知らせを見て、気が付いたら見学の申し込みをしておりました。その後、ネットでどのようなものかを見た時には一瞬怯みました。短い丈のスカートにすごいペチコート・・・。「これは絶対無理!!」と思いました。
見学日当日、会場で思わぬ再会がありビックリ。皆様のあたたかい笑顔と共にダンスが始まりました。ドキドキしながら参加したのですが、丁寧なご指導のもとに踊ることはとても楽しく新鮮な驚きと興奮に満ちたものでした。見馴れるに従い、さまざまなコスチュームに興味が湧き毎日楽しみとなりました。
ドーサードーのパーティーに参加して(諸先輩の方々、大変お世話になりありがとうございました。)やっとラディッシュフィールドの一員になれたような気がいたしました。これまであたたかいご指導とたくさんお励ましをいただきありがとうございました。先輩方のご厚意に甘えながらこれからもダンスを楽しんで細く長く続けたいと思っております。 今後ともご指導の程よろしくお願いいたします。
ステキなラディッシュフィールドに乾杯!
(2013年卒業・15期生)S.Yさん
「入会の動機」
区報でスクエアダンス講習会の文字を目にした時、どんなダンスだろうと思い見学に行きました。
最初英語とは知らず、歌?何語?、何故皆んなが華やかなドレスで一斉に踊っていらっしゃるのか?びっくりそして、それがコーラーさんの指示で動けばいいのよ、と先輩方に言われ少しずつ教えていただき、楽しいダンスだなぁと思ったのが第一印象でした。
二度、三度と練習は楽しく続き、姉にもこんな楽しいダンスがあるのよ、きっと、地元にもあるはずだから、ネットで調べてみたら、と教えていたほどでした。
でも、ちゃんと入会するには、正直迷いました。それは、あのコスチュームを着るのに、かなりの抵抗があったからです。
練習は楽しいので、とりあえず入会して卒業間近にはやめようと、心密かに思っていた頃、姉からダンスクラブが地元にもあって早速入会し、難しいけれど楽しく練習しているよ、と言われ、ちょっと嬉しくなり、ライバル意識が湧いてきて、いつか姉達のメンバーの皆さんと踊れたらと楽しみになりました。
セット数も多く作れるし、素晴らしいコーラーさんや、やさしい先輩方にも恵まれているクラブだと思い、感謝しています。
(2013年卒業・15期生)T.Kさん
「入会しての感想」
お正月明け、ねりま区報で見つけた募集記事。SDって何、と見学に参加する。浮世離れした雰囲気にたじたじ、気後れするも初心者講習会に申し込んだ。
皆さんとても親切。私のようなシニア層にまで、温かく手厚いサポート。ライトだ、レフトだ、とまだもたついている内に、盛大な卒業式までしてくれた。すぐにドーサードーパーティーに行く。七百人余りの同好の人達に仰天、ただただ圧倒された。
九月になった。毎週土曜日が気になるせいか、例年より早い時の流れ、木曜日あたりから体調に気配り、頻繁に行っていた金曜日のゴルフは週の前半に移行した。何故だろう、と時々思う、SDの魅力とは。
私の経験した永めの習い事、ゴルフや剣道みたいな競技性は皆無。目標とするものの次元がそもそも違っていて奥の深さを感じる。
それにみんな眼がきれいだ、穏やかでとても生き生きとしている。人と競うことがないからなのか、和を大切にするからなのかまだ判らないけど、みんないい眼をしている、といつも思っている。
私もたぶん、昔、芥川賞を、と一途に夢を追っていた頃は、みんなのようないい眼をしていたと思う。
入会させていただいた。そしてきれいな眼をした先輩達に出会った。だからといって私の眼は昔に戻りはしない、とは思っているが、ステップを間違えて、汗だくになっていないで、せめて、涼しい眼で、涼しい顔で、すいすいと踊れるように、一日も早くなりたいものだと思っている。
SDに出会い、九月になった。セプテンバーソングをゆっくり聞いている余裕はまだないが、いづれ、どなたかがコールして下さることを期待して。
(2013年卒業・15期生)M.Yさん